こんかいはカバー曲の回。西の京都で京都音楽博覧会を開催していた京都のロックバンド、くるりには「奥まで入れてください」と書いてある写真をジャケットの表紙にしてるてんこ盛りのベストアルバム「僕の住んでいた街」がありました。発売された当時その2枚組アルバムの2枚目の2曲目は「すけべな女の子」という曲になってます。「たまらないくらいすけべな」「どうしようもなくすけべな」のすけべですが。その「すけべな女の子」からふたりめに当たっているのが「真夏の雨」です。って前置きが長すぎんだけど。それはさておき。どすけべな女の子のほうじゃなくてこっちの「真夏の雨」を日本語(僕と君が出会ったらとてもかなしいことなのに温かいコーヒー手にしたままやさしいキスをしたいんだ)でカバーしているのが日本のエレクトロニカポップバンド、macaroom。今年のバレンタインにチョコレートを食べてる気分で聞いたこれがすごく良かったんだっけか。

macaroom – 真夏の雨 (くるり Cover)

macaroom is a Japanese electro-pop band founded by vocalist emaru and composer Asahi. macaroom makes and plays pop music adopted from “phonelyrics”, studied by Asahi. This relates to the sound function of words. The band also worked on a project to transform one of John Cage’s works into pop. macaroom(マカルーム)は日本のエレクトロポップユニット。2010年に山口県下関市出身のemaruとアサヒによって結成。自主制作アルバム『room-103』でデビュー。ポップな楽曲を発表する傍ら、複雑系科学や生化学を用いたアルゴリズミック・コンポジションによるパフォーマンスに取り組んでおり、音声分析合成システム「WORLD」を世界で最初にポップ作品として取り入れた。2017年には作曲家の川島素晴と共同で、ジョンケージをポップに演奏する「cage out」を発表。 イラストレーターの中村佑介はmacaroomを「有機的なエレクトロニカ」と命名。NHK総合テレビジョン放送で、3月24日に放送される特集ドラマ「生理のおじさんとその娘」で音楽を担当。

macaroom - inter ice age 4

前作「swimming classroom」より4年ぶり、通算4枚目のフルアルバムとなる。世界的に評価の高い小説家、安部公房の「第四間氷期」から着想を得て制作された。同作品の英題を冠した「inter ice age 4」をはじめとして、少年ジャンプ+で発表され話題を呼んだタイザン5の漫画「タコピーの原罪」をモチーフとした「mugen」、サン=テグジュペリの同名小説より「yakan-hikou」、ハインライン「月は無慈悲な夜の女王」をモチーフとした「flow data」など様々な文学、漫画、映画作品からの引喩が散りばめられている。ボーカルemaruによる柔らかい歌声、アサヒによるエレクトロニカとポップの中間的なプログラミングはより洗練されており、東京藝術大学でライヴ・エレクトロニクスの授業を担当する秋山ボブ大知による、生化学や複雑系のアルゴリズムを用いた実験的エレクトロニクスは今作でも大胆に導入されている。

inter ice age 4   リリース記念ライブ   2023年2月26日(日)  三軒茶屋Grapefruit Moon

Laveda – Clean

ニューヨークシティーの若干人気上昇中のドリームポップデュオ。せつないないメロディーと幻想的で暗い雰囲気。

No Joy Marsfade – Pure Shores Feat. Marsfade (All Saints Cover)

Alaska Reid – Back to This

Alaska Reid – French Fries

macaroom – is it rain that you live in?