緊急事態宣言もなんの。ヤバくない。出掛ける人が減ることもなく。繁華街の店が閉まって店の前の路上で普段夜に遊びに来てる若いやつらが溜まってコンビニで買った酒飲んで騒いでる。ヤバくない。気にしないことをこころがけてます。ことしのGWはド暗くて悲しい変わった曲特集。

Rïcïnn – Psamatäe

完全にオルタナティブな非正統派のウルトラクールな音楽を3組どっしりとご紹介。冷え冷え。まずはフランスからその暗さで群落をズバ抜いた1曲、Psamatäe。一応、experimental baroque björk chelsea wolfe corpo-mente dead can dance diamanda galas female lisa gerrard opera orchestral France とタグのつけてある音楽。ひきこもってもぞもぞしてたら、バンドキャンプに掲載された中身を和訳してくれてるスゲエひとがいた。すっげえ。

フランスのアーティスト = Laure Le Prunenec は伝統に縛られることを拒絶する。彼女は2016年のインタヴューでこう語っている。「私はいつも自分の声を使って実験をしている。それはジャンルを問わない。ジャズから電子音楽まで、そこには今底で鳴らされている音への認識以外になんの制限もない」。彼女の主張を証明する2つの仕事がある:ドゥーム・メタル・バンド = Öxxö Xööx のボーカリストとして彼女は嵐のようなリフの背後で泣き叫び、咆哮する。しかし Rïcïnn 名義での彼女の作品はそれとは全く異なるもので、カテゴリーの境界線を拒否してきた女性ボーカリストたちの長い系譜に連なるものである。Le Prunenecの声は最もカオティックで前衛的だった頃の Diamanda Galás を思い出させつつ、幽霊がつきまとうような美しさは Kate Bush や Dead Can Dance の Lisa Gerrard にも通じるところがある。2016年の『Lïan』に次ぐ作品であるこの『Nereïd』で、Le Prunenec はそのフェミニンな力を引き出す新たな方法を見出している。音楽的には、『Nereïd』には影が多く、不吉な雰囲気である。アトモスフェリックな音のモザイクが絹のようなメランコリーに包まれており、墓地のような暗闇の中に佇んでいる。時折彼女のドゥーム・メタル的バックグラウンドを思い出させる瞬間もあるが――特に残忍なグロウルとクラッシュ・シンバルによるけたたましい盛り上がりを見せる “Doris” はそうだ――、全体的なムードは概ねダークなものである。楽曲は影のある、繊細な蜘蛛の糸と幽霊のような旋風でくるまれていて、Le Prunenec の声がアルバムの中心的な位置を占めている。“Nereïd” でのプリミティヴなチャントとヴァイオリンから、“Missäe” の葬儀のように厳かなオルガンに至るまで、Rïcïnn はゴシックのエレガントさを生々しい感情を通じて伝えている。“Söre” はまるでろうそくが灯された大聖堂で響き渡るように書かれたかのように感じるし、“Psamatäe” は吸血鬼のような血の儀式にピッタリの、豪勢で不吉なサウンドトラックたりえる。この2曲はどちらも過激でありながらスピリチュアルでもある。心をかき乱すようなノイズから不気味な沈黙まで、『Nereïd』にはすべての種類のダークさが詰め込まれている。

和訳されててもよくわからん意味不明のところがそのままあるけど、じつにストレンジ。けったい。フランスで、Laure Le Prunenec さんのエクスペリメンタル、実験的なソロプロジェクト、Rïcïnn が昨年10月に発表したアバンギャルドでネオクラシカルなアルバム「Nereïd」に収録された1曲でした。

火をあやつる solo project of Laure Le Prunenec of Öxxö Xööx (Blood Music) 
Known for her work as female vocalist for breakcore outfit Igorrr, experimental gothic funeral metal band Öxxö Xööx, and experimental trip-hop unit Corpo-Mente; Rïcïnn’s solo work lies in the realm of funeral opera

火をあやつるだけでも熱くて火傷しそうでややこしい。あちち。「未知の空間を案内してくれる声の神秘的な物語。」「 未知の霧。」「 未知の天国。」そもそも知らないんだから意味不明になって当たり前。怖すぎるゾウ。

この新型コロナウイルス禍はすぐには終わらない。
現実を受け入れて生きるしかない。
【新型コロナ】大阪、最多1260人感染 福岡も更新、東京925人
国内では28日、47都道府県と空港検疫で5794人の新型コロナウイルス感染者が新たに確認された。大阪府で過去最多となる1260人の感染を確認したほか、福岡県(440人)で最多を更新した。(2021年04月28日21時07分)

LA CHICA – RATAS

Soy la que manda Soy la que sabe Anciana leyenda, alma salvaje Yo soy la que sana Me conoces no ? Me llevas en ti Vivo entre dos mundos, Cuando siembro, siembro profundo I pick up the bones, I pick up the bones Loba Recojo los huesos, recojo los huesos Loba

パリ駅前の地下商店モール、ラ・チカ。わかり易いオルタナティブ。フランスとベネズエラのハーフ。ベネズエラの血筋がオルタナティブの素。訳わかんないけど、オオカミと駆けぬけてく、ズルズル退化したインディーポップ。

フランス音楽作品のビジュアルは日本にくらべて癖が凄い。癖が強いんじゃ。

Mulay – MEDUSA

オルタナじゃ言い過ぎ。ドイツ、ベルリン発のフツーにギリシア神話に登場する怪物で暗く蛇と戯れるメドゥサ R&B。

Lately, I‘ve been losing myself Long ago that I‘ve been sleeping Cause I‘ve been bleeding trying to buy myself free Lately, I’ve sold my soul Too eager to tryout how far I could go Made me forget who I used to be And lately, I’ve been loosing consciousness For minutes of happiness, I gave a fuck about the rest But is that something I need? Is that really me?

Berlin-based alternative R&B singer-songwriter

If you would know the color of my soul Would you look at me the same way that you do If you could clearly see the dark that I ‘m hiding in my heart How could you still feel the same love for me

おまけ。ナニからナニまで相変わらず変なのよ。オルタナの花道。

Eartheater – Faith Consuming Hope
SEVDALIZA – DARKEST HOUR