熱中症? どっか悪いんじゃないの?と、トイレのお化けさんとかキョンシーなみに、やけに顔色が悪かったもんだから気色悪がってそう思ってたんだけど彼女のミュージックビデオをみてフツーのフレンチポップ(シンセポップ)だと安心してた。それがかえっていけなかった。
そう。油断して安心したのがよくなかった・・・。
だけどそう、
フツーじゃなかった・・・。
ぜんぜんフツーじゃなかった。早合点だった。むろん、自分自身をわざわざ芸術的にそう演出しているんだとはわかっちゃいるけど、それにしてもなんだこのメンヘラは。
Regina Demina – L’homme jasmin
黒と赤のロマン主義を持つポッププリンセス。というかサイケデリックな空想癖の持ち主、
とにかくクセが強いんじゃってか。今年のビデオ大賞じゃ。メルヘンチックな空想癖なのかもしんない。
今年はじめてファーストアルバム「Hystérie」を発表したヒステリックな彼女。(ウクライナからの移民だから、じゃなくて、)音楽するまえに視覚芸術、パフォーマンス、ダンス、映像表現のほーをもっぱらにしてたタイプ。そして活動の場がパリのモダンアートの大拠点「Palais de Tokyo パレ・ド・トーキョー」、アーティストが音楽をやってるんだな、これが。
ひょんなことから、マークコリンの Kwaidan Records と契約。Nouvelle Vague で有名な怪談レーベルというわけで。