水面に浮かぶ光
さざなみ揺らす君の目
幼さ隠す言葉
おどけた顔で笑ってみせた
鮮やかな夜の終わり
駆け出して迎える朝
水面に浮かぶ光
さざなみ運ぶ僕の声を
遠く 遠く 遠くへ
seaside light 僕に
seaside light 君に
さきごろ新型コロナウイルスの緊急事態宣言を政府に要請する意向を表明した大阪で活動する音楽バンドの Re:Lilly さん。いいかんじ。いい感じ、良い感じ、イイかんじ。
この手に残った
もどかしい優しさ
思い浮かべた君の全てが遠くに感じている
懐かしい朝、耳の形が思い出せないな
同じ顔、人並み
すり抜ける帰り道
思い浮かべた君の全てが遠くに感じている
寂しい夜に、一人歩きの言葉を探してる
変わり続ける街の景色に君を重ねてみた
季節はずれの僕の気持ちが涙に変わっていく
思い浮かべた君の全てが遠くに感じている
懐かしい朝、耳の形が思い出せないな
2011年に仁木稔貴、ヒロベユウイチ、湯口亮の3 人が集まり、ライブ活動や楽曲制作を行うユニットとして Re:Lilly が結成される。ポップスセンスのあるボーカルを軸に、エレクトロニカ、アンビエント、アコースティックをキーワードにしたサウンドを散りばめ、独特な浮遊感のある楽曲を生み出す。主レーベル「KUSANONE Label」を主宰。
KUSANONE Label（クサノネ・レーベル）は、2014年に Re:Lilly によって設立されたレコード・レーベル。レーベル・コンピレーションである「shikisai compilation」のリリースとともに活動を始める。
これまでにすでに６タイトルものコンパイルをバンドキャンプ発で発表していますて、 いい感じ、良い感じ、イイかんじの曲がわんさかそろてます。
uyuni – futon
「shikisai compilation」は声やギター・ピアノなどのオーソドックスな楽器によるメロディックなアコースティックサウンドと、現在の発展したエレクトロニクスサウンドを取り込んだアーティスト・クリエーター達によるコンピレーションアルバムです。インターネットを通じて見つけられる、地域性・ジャンル性を越えた様々なアプローチをする色彩豊かな音楽を紹介します。“shikisai compilation” is an album to introduce the artist/creator who creates a music that fused acoustic sound and modern electronics sound. Introduces the music of the various approaches has been exceeded can be found through the Internet, a regional genre.
yew∮ は、大阪発の音楽家だ。アレンジャーやサウンドプロデューサーとして、そのセンスを遺憾なく発揮している。一聴すると情景が目の前に広がっていく音楽を得意とし、登場人物や天気、場所、匂いなど、あらゆるものを音で作りあげていく。アコースティックなサウンドにもエレクトリックなサウンドにも精通しているからこそ、柔軟に情景を描いていくことができるのではないだろうか。
20～23歳、5人組。2015年結成。日本語を丁寧に紡ぎ上げた「うた」を軸に、北欧の音楽や教会音楽、ポストロック、シューゲイザー等に影響を受けた広大なサウンドスケープを展開し、静寂から轟音まで、世界を構築する。
嗚呼、満たされた器には戻れないから、
吐き出された言葉だけを辿り這い行く。
嗚呼、その中に一筋の閃きを隠して、
生命として謳われる唄となる。
後ろを振り返れば、
暖かな光が揺れて、
交わした記憶の数だけ、
唄は紡がれる。
慈しむ言葉など、
心には届かないけれど、
ただそこに、
隣に、
寄り添う唄を————。
後ろを振り返れば、
暖かな光が揺れて、
交わした記憶の数だけ、
唄は紡がれる。
嗚呼、億千の煌めきが夜を照らすように、
暗闇の中、標となる、
この唄を。
ミュージックアイランズ musicislands 