Spacecaseのまえに。ちがうアーティスト。山高帽のこのかたはナニしてるんだろ。だれもついていかないハーメルンごっこみたい。おかしな奴。苦笑い。

本日は。黄色い彼女。

もともとテネシー・ナシュビルの目立たないフォークシンガーをやってたグレイシーおばさん (Gracie Hays) が弾き語りを辞めて結成した サイケデリック、ドリームポップ、インディーロックをごちゃまぜに組み合わせたインディーシンセポップバンド Space Case スペースケース。

Grimes の夫がやってるアメリカのスペースXが脚光をあびるなか、音楽のスペースケース。4月のロックダウンにあたり「宇宙服にきがえて逃げ出そう!」って意思表明だったのかな。エイリアンに遭遇するしないに関わらず。宇宙にむかって現実逃避を強くメッセージする、非常に感染力の強い新しいシングル「Really Wanna」でこの5月にデビュー。知るかそんなこと。

自称、「Tame Impala と Beach House がコラボしたかんじ」と言ってるけど、カワイイ Rosemary Fairweather やカナダのドリームポップ、Alvvays (オールウェイズ) とおなじ路線のを志向している風の Dreamy Synth Pop。というか、それ以上に、新しいシングルのくせに、(レイドバックした容姿から伺えるような)80年代の New Kids On The Block 辺りを彷彿させる程度のレトロな現実逃避型ポップス。いけてない。

と言いつつ。手法に多少のちがいがあっても目的地の楽園が同じなんだろうと推察させられそうになるのがコレ。テキサス、オースティンから。Cherry Glazerr と White Denim に在籍していたメンバーらによって結成されたインディーオルタナロック、アートポップバンド Mamalarky こちらもそこそこというかおそろしくも目立たないところまで似とる。

豪シドニーのアートポップなブス女性シンガーソングライター Sophie Payten の Gordi がストックホルムでつくった火山。(ただいま火山噴火せずに、医師としてコロナ対策に従事中。)プールにとびこむまえにコッチを振りかえるなよ。プールに逃げろ!

Was it in a vacuum
Is it that it’s only you that runs as deep
Trying to find something to climb that doesn’t feel so steep
Am I burning us out to keep your interests piqued
Go down with me

I have these moments where I panic
When I shut down and go manic
So eruptive and destructive like within I am volcanic
I’ve a head that won’t stop aching
And a voice that’s tired of breaking
And I’d snap myself right out and tell you what it’s all about if I knew

I’m pushing you to give up
And I’m lying about leaking here
I don’t want to sound ungrateful but I just don’t feel like speaking, Dear
And it’s all words and bookmarked lines
Leaving us all undermined and wrung out

Am I starving you out
Am I starving you out
Am I starving you out
Am I starving you out

牛追い祭りなスペイン、ナバラのおんな4人サイケデリクでチープなガレージバンド。ヒマヒマヒマ。暇を持て余しすぎすぎてるらしい。

The Lux Quadrant (feat. JFDR)